Google Analyticsのアカウント構造

Google Analyticsであなたのウェブサイトを訪れたユーザの行動データを収集してレポートにまとめるためには、最初に以下4つの設定が必要です。

・組織

・アカウント

・プロパティ

・ビュー

今回はこれらの構造について見ていきましょう。

1.Google Analyticsの構造

Google Analyticsの構造は、以下の通りです。

上図のように、「組織」>「アカウント」>「プロパティ」>「ビュー」の順番で階層構造になっています。

 

①組織

「組織」は、複数のアカウントを1つのグループとして管理することができます。通常はひとつで十分です。

 

②アカウント

アカウントの設定では、ウェブサイトからデータ収集方法を決定したり、それらのデータへのアクセス権を管理することができます。

通常は会社ごと、または事業部ごとにアカウントを作成します。

大規模な企業や代理店は複数使用することがありますが、中小規模のビジネスでは1つあれば十分です。

※アカウントを分けた場合、それぞれのアカウントのデータを集計して見ることはできませんので、不要なアカウントの増設はやめましょう。

 

③プロパティ

プロパティはデータを収集してくる対象を決定します。

プロパティを作成するとトラッキングコードが発行されるので、そこに含まれる固有のトラッキングIDを使用してそれぞれ個別にデータを収集します。

ウェブサイト、モバイルアプリ、デジタルアセット等からそれぞれのデータを収集したい場合には、プロパティを分けます。

また、ウェブサイトの中でも全然相互関係のない商品をいくつか扱っている場合に、それらの商品ごとにプロパティを分けることもできます。

(たとえばブランド別にプロパティを作成すれば、特定のブランドごとにそれぞれのデータを確認できます。)

プロパティは、アカウントを作成すると自動的に1つ作成され、後から追加することができます。アカウントごとにそれぞれ1~ 50 個のプロパティを設定できます。

※ただしプロパティについても、複数のプロパティのデータを集計して表示することはできませんので、設定時には注意してください。

 

④ビュー

ビューは、フィルタ機能を使用してレポートに表示するデータを指定できます。こちらも1つのプロパティに複数のビューが作成できます。

新しいビューにはビュー作成時点からのデータのみが含まれます。ビューを作成する前の過去のデータは一切含まれませんので注意しましょう。

また、削除したビューは35日以内であれば管理者のみビューを復元できます。
※35日以内に復元されなかったビューは完全に削除されますので注意してください。

 

さて、ビューで設定できるフィルタ機能はどんな場面で使うかというと、たとえば以下です。

a.特定のデータを分類したいとき

全国展開している店舗のWEBサイトを運営している場合、店舗がある地域ごとにデータが取得できたら便利ですよね。

この場合、全国のデータを表示するビューを1つ作成することもできますが、店舗がある地域ごとに東京、大阪、愛知のビューを作成することもできます。

すると、東京と大阪と愛知のデータを分けて管理することができますので、各店舗の担当者は自分の店舗がある地域のビューだけを確認すればよくなります。

b.特定のデータを除外したい

通常、WEBサイトへアクセスしてくれたユーザーのデータ(外部トラフィック)を集めたい場合に、確認用にサイトを訪れた自分のデータ(内部トラフィック)まで含まれてしまうと邪魔ですよね。

そんな時は、自分のIPアドレスを除外登録することで、収集してくるデータの中から自分の情報を除外し、純粋にWEBサイトへアクセスしてくれた他のユーザーのデータ(外部トラフィック)だけを集めることができます。

 

2.設定時に注意すべきこと

組織、アカウント、プロパティ、ビューの設定はデータの収集方法に影響を与えます。

しかし、Google Analyticsによって収集・処理されたデータは、後から変更することができません。

つまり、アカウント、プロパティ、ビューの設定を後から変更したとしても、変更前のデータは一切変更されませんので、最初から慎重に設定する必要があります。

データをどのように収集するかを検討し、ビジネス構造に合わせて各設定を実施する必要があります。

 

それでは今回はここまで。

お疲れ様でした。

 

 

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