Google Analyticsの仕組みってどうなっているの?

以前、「Google Analyticsって何?」という記事で、Google Analyticsの特徴について解説しました。

今回は、それらの特徴がどういう仕組みによって実現されているのかを記載していきます。

仕組みを理解することは、今後Google Analyticsを活用する上でどういった点に注意すればよいのか、どういう考え方でデータ分析を進めていったらよいかを判断する上で重要になりますので、ぜひ一緒に確認していきましょう。

★データ収集の仕組み

Google Analyticsとは、WEB上で様々なユーザの行動データを収集してレポートにまとめることができるプラットフォームでした。

では、一体どのようにしてデータを収集して、レポートにまとめているのでしょうか?

 

たとえばあなたのウェブサイトを訪れたユーザーの行動データを収集するためには、サイトの各ページの<head>タグの直後にJavaScriptの「トラッキングコード(=Google Analyticsから発行される文字列)」を埋め込む必要があります。

<head>タグの中身は、あなたのサイトを訪れたユーザーがページを読み込む時に一番最初に読み込む情報です。

ここにトラッキングコードを埋め込むことで、ユーザーがあなたのサイトの各ページを読み込むたびに、様々な匿名情報が収集できるようになります。

イメージで言うと、こんな感じ。


ここでいう身分証には、サイトにアクセスしてきたユーザーの年齢や性別、利用しているデバイス(モバイルなのかスマホなのか)、ブラウザ(Safari、IE、Chrome)、地域、インタレスト(興味があること)などの情報が記載されています。

これらの情報は取得してもそこから個人を特定することはできません(匿名情報)が、サイトを訪れてくれた人の属性(どんな人が、どんな状況であなたのサイトを訪れたのかなど)を知るのにはとても便利です。

Google Analyticsはトラッキングコードを埋め込むことで、そうしたユーザーの属性情報を収集してくれます。

また、トラッキングコードを設定したサイト内では、ユーザーがどんな行動をしたのかもわかります。どのページを見たのかや、スクロールしたかどうか、ボタンを押したかどうかなど・・・ユーザーの一連の活動内容をデータとして収集できます。

Google Analyticsはこのサイト内でのユーザーの活動情報を「セッション」と呼ばれる期間にまとめて収集してくれます。

「セッション」はトラッキングコードを含むページにアクセスすると始まり、活動がなくなって30分経過すると終了します。

つまり上の図でいうと、サイトにアクセスするとトラッキングコードが目印(黒色のインク)をユーザーに付けてくれるので、ユーザーがサイト内でどのページを見たのかなどがわかります。

また、この目印(黒色のインク)はユーザーがサイトから出て行ったり、何もしないで30分経過すると自動で消える、とっても便利な仕組みになっていて、インクが消えるとユーザーの行動は収集しない仕組みになっています。

※ちなみに、セッション終了後に再びアクセス(=ページの再読み込み)をすると、新しいセッション(ユーザーに新しいインクを付けてデータを収集する)が始まります。

 

★レポート作成の仕組み

こうして収集されたデータはまとめてGoogle Analyticsに送信され、そのデータを基にしたレポートが生成されます。

レポートを作成するにあたって、データの処理方法(送られてきたバラバラのデータをどの条件ごとにまとめるか)は設定で変更できます。

デフォルトの設定ではモバイルかPCかといった端末の種類や使用したブラウザの種類などの特定の条件でまとめられます。

こうしたデータの処理方法を設定することで、たとえばフィルタを適用して社内トラフィックを除外したり、ビジネスにとって重要な国や地域のデータのみを処理したりできます。

データが処理されデータベースに保存されることで、私たちはレポートとしてこれらのデータを確認することができるようになります。

ここで注意しなければならないのは、処理したデータはデータベースに保存された後から変更することが一切できない、ということです。

もし必要な情報を誤って除外設定した場合、そのデータはどうやっても二度と確認できなくなってしまいますので、設定の際は、少しでも後で分析する可能性があるデータは除外しないようにしてください。

 

以上が、Google Analyticsの仕組みに関する説明になります。

これまでの図で説明した作業を思い浮かべてもらうと、たとえば実際の店舗で同じことを何千、何万というお客様に実施することは限りなく不可能だということがわかると思います。

それを可能にしたのが、Google Analyticsをはじめとしたデジタルツールです。アナログにないデジタルの強みは、何といっても膨大な量のデータの収集・分析が可能なところ。

デジタルマーケティングを実施されるにあたっては、こうしたデジタルの強みを最大限に活かしたマーケティングを意識して施策検討していくことが大切です。

それでは今日はここまで、お疲れ様でした。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です