自分のアクセスは計測しない、内部トラフィックの除外方法

ビューの初期設定という記事でフィルタ設定用にビューを3つ設定しましたが、今回はさっそくそれらのビューを活用して、内部トラフィックを除外してみましょう。

内部トラフィックとは、自分や社内関係者がサイトにアクセスした場合に収集される情報です。

これが混ざっていると純粋な顧客情報を把握する妨げとなりますので、ビューに内部トラフィックを除外するためのフィルタを設定して、全体のデータから取り除きたいと思います。

 

★内部トラフィックを除外するフィルタの設定方法

ここでは、内部IPトラフィックを除外する一般的なフィルタを設定します。

フィルタの設定にあたっては、1度テストビューで設定して問題がないかどうかを確認してから、マスタービューへ適用するのでしたね。

(「ビューの初期設定」参照)

 

それでは、まずはテストビューにフィルターを適用するところから始めましょう。Google Analyticsの画面左下にある「管理」メニューを開いておいてください。

①テストビューを選択する。

右側のビュー列でビュー選択メニューをクリックし、「テストビュー」を選択します。

②フィルタを追加する。

ビュー列に表示されているメニューの中から「フィルタ」を選択し、「フィルタを追加」をクリックします。

③フィルタの情報を入力して「保存」をクリック。

以下の画面に従って、必要情報を入力します。

【フィルタ名】

後から確認して何のフィルタかがわかるように、ここでは「内部トラフィックの除外」としておきます。わかりやすい名前であれば、自分で好きな名前をつけていただいても結構です。

【フィルタの種類】

今回は「定義済み」を選択しましょう。

「定義済み」を選択した後は、「フィルタの種類を選択」と表示された枠のプルダウンから「除外」を選択します。
次に、「参照元かリンク先を選択します」と表示された枠のプルダウンから「IPアドレスからのトラフィック」を選択してください。
最後に、「式を選択します」と表示された枠のプルダウンから「等しい」を選択して完了です。

ちなみに、Google Analyticsには「定義済み」と「カスタム」という2種類のフィルタがあります。

「定義済み」を選択すると、頻繁に使用するフィルタのテンプレートが表示されます。通常、内部トラフィック等のデータはIPアドレスに基づいて除外するので、Google Analyticsにはそのための定義済みフィルタが用意されています。

「カスタム」を選択すると、データを収集、除外、変更するための条件を自身で指定してフィルタを作成することができます。

【IPアドレス】

除外したい内部トラフィックのIPアドレスを入力します。

今回は内部トラフィックとして自身のIPアドレスを設定します。

自身の公開IPアドレスがわからないという方は、こちらから確認できます。

※クリックすると以下のページが表示され、赤枠内に自身の公開IPアドレスが表示されます。こちらをコピーして「IPアドレス」の欄に貼り付けしてください。

すべての情報を入力したら、間違いがないか確認して画面下部の「保存」をクリックします。

以下の通り作成したフィルタがフィルタ一覧に表示されたら、フィルタの作成は完了です。

これでウェブプロパティへのトラフィックのIPアドレスがチェックされ、
フィルタと一致する場合は除外されるようになりました。

④フィルタが適切に機能しているかを確認する

設定したフィルタが内部トラフィックを適切に除外しているかどうかをテストするためには、フィルタを設定してからだいたい30分くらい後に別窓で対象のウェブサイトを開いてください。

別窓で対象のウェブサイトを表示したら、そのままGoogle Analyticsの画面を開いたページに戻り、左側のナビゲーションで「リアルタイム」を選択します。

次に、「サマリ」をクリックすると、ウェブサイトへのトラフィックがリアルタイムでレポートに表示されます。
(内部ネットワークに接続している場合、フィルタ設定後30分ほどで内部ユーザートラフィックが減少します。これ以降、除外したIPアドレスについては内部アクティビティが収集されなくなります。)

※「未処理データ」ビューで同じくリアルタイムレポートのサマリを確認すると、内部トラフィックを除外する前のデータが確認できます。

フィルタが適切に機能していることが確認できたら、このフィルタをマスタビューに追加しましょう。

⑤マスタビューへフィルタを適用する。

再び「管理」メニューをクリックして「マスタービュー」を選択します。

「フィルタ」メニューから「フィルタを追加」をクリックします。

「既存のフィルタを適用」を選択します。

以前作成したフィルタの一覧が表示されるため、使用するフィルタを選択
追加します。(今回は「内部トラフィックの除外」を追加します。)

選択したフィルタに「内部トラフィックの除外」フィルタが表示されていることを確認して、「保存」をクリックします。

すると以下の通り、選択したフィルタがマスタービューに適用されました。

これで無事、不要なデータを除外して必要なデータだけを収集できるようになりましたね。

 

★フィルタ設定時の注意点

1つのビューに複数のフィルタを適用する場合、各フィルタはフィルタ一覧に表示される順序(デフォルトではフィルタを適用した日時順)で適用されます。

たとえば2つのフィルタを適用した場合、まずは最初に適用した1つ目のフィルタに従ってデータが処理され、そこで絞り込まれたデータに対して、次に適用した2つ目のフィルタが適用されます。

この場合レポートには、1つ目のフィルタを通過したデータのうち、2つ目のフィルタも通過したデータのみが収集されます。

※1つ目のフィルタを通過できなかったデータについては、2つ目のフィルタを通過する/しないに関わらず一切収集されません。

 

従って、複数のフィルタを使用するときはその適用順序に注意してください。

それでは今回はここまで、お疲れ様でした。

 

 

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