Google Analyticsで効果を出すために最も重要なポイントとは

Google Analyticsを活用するにあたって、その効果を最大限に発揮するために一番重要なことがあります。

これをやっておくかおかないかで、同じようにGoogle Analyticsを使っていてもその効果には何倍、いや、何千倍もの差が出るのですが、何だと思いますか?

それは・・・「ビジネス目標の設定」です。

★ビジネス目標は最大の要

こうして文字で書かれると「いやいや、そんなの普通だろ」と思われるかもしれませんが、実際にやってみるとGoogle Analyticsを設定することに夢中になるあまり、目標や達成指標(KPI)などを一切設定せずにデータを収集してしまい、結果的に集まったデータの使い道がわからない・・・という事態に陥る人が非常に多いのです。

よく「Google Analyticsを設定したものの、使い方がわからない。」「どう利用すればよいのかわからない。」といったことで悩んでいる企業や担当者が多くいますが、それはそもそも最初の段階で「目標設定」がしっかりとできていないことが原因だったりします。

こうなってしまってはせっかくデータを集めても、宝の持ち腐れ。そうならないためにも、まずはビジネス目標とその達成基準を明確にしておきましょう。

★目標の設定方法

①目標を明確化する

アナリティクスで収集する必要のあるデータや設定すべき機能を判断するには、まずはあなたのビジネスに合わせた明確な目標が必要になります。

もしあなたがウェブサイトを運用しているのであれば、そのウェブサイトでユーザーに何をしてもらうことがゴール(目標)となるのかを明確にしなければなりません。ここでいうゴール(目標)とは、ウェブサイトを開設した理由とイコールになるはずです。

たとえば、以下の通りです。

【e コマースサイト】

目標:商品の購入

【見込み顧客の発掘サイト】

目標:見込み顧客の情報収集(メールアドレスなど)

【コンテンツ提供サイト】

目標:コンテンツを利用してもらうこと

【サポートサイト】

目標:サイト上で提供するサポートによるユーザーの課題解決

 

②目標を具体化する

上記の通り目標を明確にしたら、次はユーザーがウェブサイトでどのような行動をしたら目標を達成したことになるのか、具体的な動作に落とし込んでいきます。

具体的な行動に落とし込むことで、そのサイトにどのような機能がなければならないか、そしてGoogle Analyticsでは何の値を測定すればよいかが明確になります。

上に述べた例でいうと、たとえば以下のように具体化できます。

【e コマースサイト】

目標:商品の購入

目標行動:ユーザーがカートに商品を登録して購入する

測定対象:「購入完了ページ」が表示された回数

【見込み顧客の発掘サイト】

目標:見込み顧客の情報収集(メールアドレスなど)

目標行動:お問い合わせフォームへ連絡先情報などを入力して送信する

測定対象:「送信」ボタンが押下された回数

【コンテンツ提供サイト】

目標:コンテンツを利用してもらうこと

目標行動:コンテンツ(記事や動画など)をクリックして読む

測定対象:コンテンツがクリックされた回数

【サポートサイト】

目標:サイト上で提供するサポートによるユーザーの課題解決

目標行動:サポート記事に対して好意的な評価を実施する

測定対象:記事に対する評価点数の平均値

 

③達成基準(KPI)の設定

目標が具体的な行動まで落とし込めたら、次はそれに対する達成基準(KPI)を数値で設定していきます。これをしないと、様々な施策を実施した結果、自分が目標を達成できたのかできなかったのかがいつまでたってもわかりません。

数値で設定することで、達成/未達成が明白になります。

【e コマースサイト】

目標:商品の購入

目標行動:ユーザーがカートに商品を登録して購入する

測定対象:「購入完了ページ」が表示された回数

KPI:「購入完了ページ」を100回/月以上表示する

【見込み顧客の発掘サイト】

目標:見込み顧客の情報収集(メールアドレスなど)

目標行動:お問い合わせフォームへ連絡先情報などを入力して送信する

測定対象:「送信」ボタンが押下された回数

KPI:「送信」ボタンが10000回/月以上押下される

【コンテンツ提供サイト】

目標:コンテンツを利用してもらうこと

目標行動:コンテンツ(記事や動画など)をクリックして読む

測定対象:コンテンツがクリックされた回数

KPI:コンテンツが500回/月以上クリックされる

【サポートサイト】

目標:サイト上で提供するサポートによるユーザーの課題解決

目標行動:サポート記事に対して好意的な評価を実施する

測定対象:記事に対する評価点数の平均値

KPI:すべての記事の評価点数の平均値が4以上

 

ここまでできれば、Google Analyticsを使ったウェブサイトのデータ分析はとてもやりやすくなります。

原則的には、KPIを確認するためのデータを収集できる仕組みが実装できているかどうかさえ確認すれば、必要なデータが取れているのかいないのかがわかります。

※ただし、ここで示した例は極めて簡略化された測定プランの一例にすぎませんのでご注意ください。

実際には、たとえばeコマースサイトであれば、購入完了ページを表示させる前にユーザーにどんな行動をとってもらうかの施策(例:ユーザー属性(男女、地域、年齢など)によって表示する商品情報を変えるなど)をいくつも打つ必要ありますし、それぞれの施策についてデータ収集する仕組みの設定、そしてそれらのデータを統合的に確認できるレポートの作成が必要になります。ビジネスの複雑さや意気込みにもよりますが、実際の収集データやレポートはもっと充実し、細かくなっていくでしょう。

その場合でも、今回設定したようなビジネスの目標は必ず意識するべきものであり、絶対に外してはならないポイントでもあります。

今後様々な施策を実施していく中で目標を見失わないよう、最初にしっかりとビジネス目標を設定し、Google Analyticsを効果的に使いこなせるようにしておきましょう。

それでは今日はここまで、お疲れ様でした。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です